ふじさんのでの1日の過ごし方

ふじさん利用者のスケジュール画像

朝一番早いのは!パン屋さんと牛乳屋さん

▼ふじさんの一日は朝5時半から始まります

スタッフが玄関の警報装置を解除して初めにすることは、厨房の空調を入れ、三段デッキオーブンの火を入れることです。設立当時はミキサーがなく手ごねでぱん生地を仕込んでいました。その経験があるからこそ毎日の気温や湿度を感じて仕込み水の温度や量を調整します。

6時から1回目のミキシング。1次発酵を終えて7時半から2回目のミキシングが始まりベンチタイムを済ませ8時から分割が始まりふじさんの一日が始まります。 通所した利用者はそれぞれの仕事についていきます。

▼地域での活動

ふじさんは、慣れ親しんだ言葉で表すと「障害者作業所」です。いろんな仕事を創り地域密着型で活動をしています。自分たちが創った製品を地域の中で販売や配達することで繋がりが生まれ「ぱん屋さんのふじさん」として親しまれています。

作業は、ぱん・クッキー、作業公園清掃作業、駅前店での作業、さをり作業、缶バッジ作業、シルクスクリーン、販売活動、ふじさんの利用者みんなが関わっています。

公園清掃組は9時に出発。
駅前店は8時半に出発。
厨房では10時ころにはぱんが焼き上がり販売用に袋詰めやシール貼り。
10時半 宮っカフェスタッフが富士宮市役所へ出発
富士宮市役所市民課ホールでぱん販売・製品販売・カフェの業務にあたります
11時 配達班出発 各所へぱんの配達
11時 販売班出発

ふじさんが基地のようなポジションで公用車7台がフル活動しています。午後3時には地域で活動していた利用者・スタッフが勢ぞろい。最新の高機能空気循環装置が稼働するなかで一日の活動を報告しあいます。

▼設備にも気を配っています

最新式のデッキオーブン・ぱん発酵用のドウコン・大型ミキサー・スポット式の空調 シルク印刷はデジタル製版機、缶バッジ専用マシン、防犯カメラと空間警備システム等、利用者の方が仕事をしやすい環境づくりを心がけています。

毎日の仕事があり、場所があり、毎日スタッフと仲間がいる場所。地域のみなさんと顔見知りになり活動を共に進める毎日を大切にしています。

現在特に力を入れていること

私たちが作りました

近年から今日に至るまで市民の協力・賛同をいただいて市役所での喫茶コーナー運営、富士宮駅前商店街の店舗活動、日中一時支援事業等々などを行ってまいりましたが、施設内での活動におさまることなく、地域に広く活動の幅を求めています。市民の方々とつながること、一緒になにかを行い、具体的に実現することに力点を置いて活動をしています。