「ふじさん」を運営する社会福祉法人柿ノ木会は、初代園長塩川寿介が昭和28年より認可外保育園「野中保育園」としてスタートしたことから始まります。自然の中で伸び伸び心を育てる「大地保育」を理念として掲げ、自由保育(どろんこ保育、自由画、巨大遊具としての園舎、障害児保育)を以来行っています。
一連の中、昭和44年11月に社会福祉法人柿ノ木会を設立。運営の強化と保育の充実化を図り現在に至っています。障害児に対する専門的な保育も全国に先駆け行い、「障害児保育」を始め、昭和52年より自閉症児の保育を充実させるために自閉症指導員を自主的に配置をしました。
その後、障害を持った卒園児が成人になり、地域からの要望、2代目理事長塩川豊子の想いより昭和60年10月より障害者小規模作業所「ふじさん」の運営を始めました。
「ふじさん」は設立当初は認可外作業所(授産所)として静岡県より運営補助を受け障害を持った方々を受け入れてきました。平成15年に社会福祉法の改正により法定化施設になり(小規模通所授産施設)、平成18年より障害者自立支援法による就労継続B型事業所として運営をしています。
障害を持った方々が地域で安心して安全に「働き、生活する」場所として拠点にしながら、地域福祉の社会資源として様々な事業を推進し、サービスを提供してまいります。